日本人の本来性

坂本 欣哉

ヘレン・ミアーズの『アメリカの鏡・日本』は
日本人と日本の歴史を正確に見ている

『菊と刀』と異なり、『アメリカの鏡・日本』の著者ヘレン・ミアーズは、大戦前に二回、戦後はGHQ労働局の諮問機関「11人委員会」の一員として来日。日本の実体をよく把握していた。本書は昭和23年にアメリカで発刊され、評判となった。しかし、自分たちに都合の悪いことが書かれているため、いつしか忘れられっていった。日本でも邦訳の動きがあったが、マッカーサーにより、占領が終了するまで断固として拒絶されたというがある。

GHQや連合国側は、日本が過去から侍に代表されるような軍事国家であり、天皇を中心とした国家神道による世界侵略主義をとってきたと決めつけた。これに対し、ミアーズは、日本は太古の昔から、自然と共に生き、お互いが助け合う平和な社会を作ってきた。戦国時代を除き、日本人同士が殺しあうこともなかった。欧米列強が残忍、非道な植民地を世界に展開したが、日本は断じてそのような植民地支配をしたことはなく、相手国が自立できるように援助してきたのである。

何千年もの伝統と神話に繋がっているのが天皇陛下であり、日本固有の神道である。

このように徹底してGHQの施策を批判し、日本人の本質を明らかにしている。

最後に

現在でも、大手メディアに代表されるように、日本は自虐史観や東京裁判史観から抜け出せていません。本来の日本人、日本の真実の歴史を今こそ呼び戻すべき時がきています。

あたらしい道の、松木草垣女史は、次のような言葉を残されています。


「人間本来は情である、赤子に等しいもん、ぬくといもんである」


「恥をいやがるもの、自分を滅するもの、人を立てるものが、人間本来にある」