みたまの国、日本

村里 晃男

どんな試練も乗り越えられる日本人

我々「一般財団法人あたらしい道」では、へその奥に「みたま」があると言っています。その「みたま」が本当の自分で、先祖からずっと続いてきたこの肉体に、何度も繰り返し入ってきた「みたま」が、本当の自分であると説明しています。

本当の自分は、何のためにこの肉体に入り、我々に何を教えようとしているのかということが問題です。それは、我々の先祖がしてしまった数々の〝過ち〟〝罪〟の償いを我々子孫が替わって償うということです。

そのために生まれてきたと思えば、今味わっている数々の苦労や痛みが〝罪の償い〟なのだということになります。今、この苦を味わっている自分が先祖に替わって〝お詫び〟をしながら〝罪の償い〟をさせてもらう。宗教的に思われるかも知れませんが、古来、日本人はそう思って生きて来ました。どんな試練も乗り越えて来ました。身に覚えのない罪にも耐えて来ました。「みたまの国、日本」とは、このような国柄の日本だということを教えています。

自分の中に「みたま」があること。その「みたま」が先祖から引き継がれた本当の自分だということ。だから、どんな災害にも、病気にも、どんな事情にも負けない強い信念を持って生き続けなければなりません。


災害列島「日本」と言います。世界で起きる地震で、マグニチュード6以上の大地震の20%が日本で発生しています。「津波」は英語でも「Tsunami」というくらい、災害が多いこの国で、日本人は数万年も前から暮らして来ました。そして、幾つもの「哀しみ」を乗り越えて、助け合う、自分よりも人を大切にする、「和の国・日本」、「日本人の本来性」が形成されてきました。我々も、その生きざまを後世に伝え、貧しくても清楚に正しく生きていく本来の日本人に立て替われば、どんな困難をも乗り越えていけるでしょう。

今が本当の国難と言えましょう。そして、本来の強い日本人に立ち還るチャンスでもあります。「みたまの国、日本」を信じて、強く、清く、正しく、美しく生きていきましょう。