シリーズ「日本が危ない」③

自虐史観が国を滅ぼす

中井 健

野田毅陸軍少佐の遺書

昭和12年日華事変の際、南京への進軍中、野田少佐と向井敏明少尉との間で行われたとされる、「百人斬り競争」が、東京日日新聞で報道されました。これは戦意高揚のため、新聞記者が勝手にでっち上げたものでした。

戦後昭和22年、「百人斬り競争」の報道を根拠に、野田少佐は南京で戦犯として裁かれ、一切の反論は許されず、銃殺刑となりました。

この野田少佐の生き様は、日本男児の本懐、大和魂の神髄が見事に表されています。

死刑に臨みての辞世

この度中国法廷各位、弁護士、国防部各位,蒋主席の方々を煩わしましたる事に就き厚く御礼申し上げます。

只、俘虜、非戦闘員の虐殺、南京屠殺事件の罪名は絶対にお受け出来ません。お断り致します。死を賜りましたる事に就いては、天なりと観じ命なりと諦めて、日本男児の最後の如何なるものであるかをお見せ致します。

今後は我々を最後として、我々の生命を以って、残余の戦犯嫌疑者の公正なる裁判に代へられん事をお願ひ致します。

宣伝や政策的意味を以って死刑を判決したり、面目を以って感情的に判決したり、或いは抗戦八年の恨みをはらさんがため、一方的裁判をしたりされない様に祈願致します。

我々は死刑を執行されて雨花台(南京郊外)に散りましても貴国を怨むものではありません。我々の死が中国と日本の楔(くさび)となり、両国の提携の基礎となり、東洋平和の人柱となり、ひいては世界平和が到来する事を喜ぶものであります。何卒我々の死を犬死、徒死たらしめない様に、それだけを祈願いたします。

 中国万歳
 日本万歳
 天皇陛下万歳


野田 毅

最後に

あたらしい道では、松木草垣女史から次のように教えられています。

「皆さん、この道の理は、日本は有難い、ありがたい国だということを今の若い方に分かってもらえば何でもないんですよ。若い人達が、日本は有難い国だということを皆目わからない。
それで、日本という国を馬鹿にしている。自分らの国を馬鹿にしているんですよ。それでは仕様がないんでございますよ。
日本は有難い国だということを、大人たちがどんどんやりかわって、『へそ』(みたま)になってもらえば、若い子は何でもないんですよ。そこで大人には大変な責任があるんでございますよ」。

今こそ自虐史観を脱して、本当の、本来の日本を見つめなおすことが喫緊の課題となっています。事実(ファクト)を見て、日本の伝統、歴史を再認識し、日本人本来のみたまに還ることが、大人の責任であります。

参考文献
高橋史朗 『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』(致知出版社)
百田尚樹、有本郁 『日本国紀の副読本』(産経新聞出版)
ケント・ギルバート 『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』(PHP研究所)
百田尚樹 『日本国紀』(幻冬舎)