シリーズ「日本が危ない」③

自虐史観が国を滅ぼす

中井 健

武力を使わない情報戦争、
間接侵略とは

冷戦時代に、スイスのすべての家庭に配布された『民間防衛』という小冊子があります。この中に、「武力を使わない情報戦争の手順」(これを間接侵略とも言う)は、下図のように六つの段階に分かれます。

第一段階 工作員を政府中枢に送り込む宣伝工作、メディアを掌握し、 第二段階 大衆の意識を操作する 第三段階 教育現場に入り込み、国民の「国家意識」を破壊する 第四段階 抵抗意思を徐々に破壊し、「平和」や「人類愛」をプロパガンダに利用する 第五段階 テレビなど宣伝メディアを利用し、自分で考える力を国民から奪ってゆく 第六段階 ターゲット国の民衆が無抵抗で腑抜けになった時に大量植民で国を乗っ取る

今の日本は、最終の《第六段階》に差し掛かっている、危険な状況といえるのではないでしょうか。

日本人はもともと反省する、非を認めることに美徳を感じる民族です。そこにGHQが侵略戦争を反省しなさいと言ってきた。これが効果抜群で、一般の善良な人も自虐史観に侵されてしまったのです。他の国では多分上手くいかなかったでしょう。

今も続く自虐史観

令和2年3月24日の産経ニュースは以下のことを伝えています。

文部科学省は、令和3年度から中学校で使われる教科書の検定結果を公表しました。合格した社会科の歴史教科書では、平成16年検定以降は使われなくなっていた「従軍慰安婦」の呼称が復活。先の大戦で日本軍が「沖縄を捨て石にする作戦だった」などの記述もあり、自虐色が強まる傾向が見られました。

従軍慰安婦というのは、朝日新聞の捏造であり、自らも非を認めています。何故、ありもしないことをわざわざ中学生に教えるのでしょうか。理解に苦しみます。